驚きの痔の民間療法
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多くの痔の民間療法から「これは凄い」と思われるものを厳選?して紹介しましょう。きっと病院へかかる勇気を持つことができます。健康を害するもの、痔をさらに悪化させるものなどとても危険で、試す気にはならない治療方法を多く含みます。材料を揃えるのが大変なものもありますが。
■イボ痔にタマクラミミズと女なら男の髪、男なら女の髪を弱火で煮て、白絞油で練ってつける。
■田螺の肉をあぶって粉にし白粉を少量加え唾でつける。
■脱肛には、柿の葉を五分ないし七分位火に焙りそれで静に押し入れる。
■「ナメクジ」を黒砂糖にて溶解し、これを白フランネルにのばし局部に貼る、乾けばまたとりかえる。
■土ぐもを胡麻油で揚げて痔につける。
■ミミズの黒焼きの粉をゴマ油で練ったものは痔に効く。
■無花果(いちじく)の葉を良く干しこれを煎じて腰部を温めるとよい。またその生葉を千切ると白い液が出て来るこれを肛門に塗るのもよい。
■ネギの白いところを蒸し焼きにして貼り付る。
■ナメクジを砂糖か塩をつけて飲めばよい。
■小さなナメクジを生で飲む。
■ネズミの子でまだ毛の生えないものを土で包んで黒焼きにし、それを綿に包んで患部にあてる。
■黒砂糖とミミズを晒木綿で包んで皿の上に吊るしておき、たまった汁をつける。
■煙草をほぐして患部につけると、随分しみて一時は痛むがよく効く。
■ドクダミの生葉を蒸し焼きにして患部につける。
■ヘチマの実の黒焼きを種油で練ってつける。
■カタツムリの殻をとり、身をすりつぶし患部に塗る。
■河豚を黒焼きにして貼る。
■馬糞を燃やして尻を燻すと痔を治すことができる。
参考(引用)文献
○明玄書房「北海道・東北の民間療法」ほか全国各地の民間療法シリーズ
○帝国女子医学薬学専門学校薬学科編著「日本民間薬草集覧」
○角川書店「日本俗信辞典」鈴木棠三
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