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直腸瘤は排便困難の原因のひとつで、下部直腸が膣側に膨らんで袋のような状態になるため、いくらいきんでも便が袋の中に入ってしまい、排便が困難になる病気です。直腸瘤の手術方法としては経肛門的手術、経膣的手術、経会陰的手術などがありますが、今回は経肛門的手術と経膣的手術の術後成績について比較します。
直腸瘤の症状や術式等についての詳細はこちらをご覧下さい。 |
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■デフェコグラフィー(排便造影)でみた直腸瘤の状態
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■手術結果の比較
*P<0.001
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■最小症状(痛みを10段階で評価した場合に痛みが2以下で出血がない状態)の割合
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■術後成績の比較1(排便障害)
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■術後成績の比較2(脱出感)
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■術後成績の比較3(便失禁)
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■術後成績の比較4(おならもれ)
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■術後成績の比較5(手術満足度)
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■結論
直腸瘤の手術において経膣的手術は経肛門的手術と比較して手術時間と入院期間は長いが、より排便習慣の改善がみられ、高満足度群(満足度7以上)の割合が高いことがわかりました。 |
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